①キアンティ・クラッシコ2014 / ファットリア・ペトロイオ(写真左)
ファットリア ディ ペトロイオはキャンティ・クラシッコ地区で最も南のCastelnuov Berardenga地区に位置し1927年からキャンティ・クラシコ協会に所属する歴史ある造り手です。
現在のオーナーは、ローマ大学で教鞭をとる精神科医のジャン=ルイジ・レンツィ氏とその家族で醸造に関してはミスター・サンジョベーゼの異名を持つカルロ・フェリーニ氏が手掛けています。
カンティーナと南東向きの畑は、標高350mの丘の上にあり、ブドウは全て自社が所有する6つの畑で収穫されたものを用いている。
真摯な姿勢が品質に反映されて、毎年、様々なワイン評定誌で高評価を得ており、ロバート・パーカーなど、著名なワインジャーナリストからも高い評価を得ている。
深いルビー色、スパイスや熟したフルーツの濃厚な香り、エレガントなタンニンとしっかりとした骨格を持つ。
熟したプラムやスパイスの味わい。
トスカーナの伝統的なズッパ、豚肉のグリル、イタリアンソーセージ、青リンゴ、栗などを詰めたホロホロ鳥のオーブン焼、サーモンハラミ、タコの煮込み、魚介のトマト煮込みなど、魚、肉どちらの料理にも合わせやすい。
中程度に熟成したチーズにも良く合う。
(輸入元資料より引用)
②キアンティ・クラッシコ ヴィニエーティ”ラ・セルヴァネッラ” 2014 / メリーニ
メリーニは、キアンティ・クラッシコ地区に広大な自社畑を所有するワイナリーです。
創業は1705年で300年を超える歴史があり、イタリアのワイン史を彩ってきた老舗。
1860年に同社が瓶を藁で巻いた「フィアスコ・ボトル」を考案したことで輸送が容易になり、キアンティの名が世界的に広まりました。
また、1960年代後半にキアンティ地方で初めてクリュ(単一畑)の概念を取り込み、“ラ・セルヴァネッラ”1969年ヴィンテージを世界で最初のキアンティ・クラッシコの単一畑ワインとしてリリースしました。
このことによって、全キアンティ・クラッシコの現在の名声の基礎が作られたことは、メリーニの特筆すべき功績と言えます。
「革新」のDNAを受け継ぎ、長い歴史を引継ぎ、今も「伝統を尊重しながらも現代の消費者に受け入れられるワインを造りたい」という情熱を持ってワイン造りを行っています。
メリーニ社が誇る自社畑である、ラ・セルヴァネッラ。イタリアで初めてクリュ(単一畑)のコンセプトのもと造られたキアンティ・クラッシコです。
ラ・セルヴァネッラの畑は平均標高400m、広さは43.49haです。
主に粘土質の石灰土で構成される土壌、畑の方角(南西)、気候条件などの組み合わせが素晴らしいことから、古くからあるクリュの中でも最も良質な畑の一つに数えられています。
クオリティーの高いChianti作りを目標に1990年から改革が始まり、まずは10haを改樹。
その後1995、1997、2000、2003年と10haずつ植樹されました。
広がりのある複雑な香りで、熟した赤いベリーや、アヤメ、スミレを思わせます。
芳醇な味わいで、しっかりとしたアルコール分と旨みがあり、エレガントで長い余韻にはローストアーモンドが感じられます。
9月下旬から10月上旬の間、手摘みされたぶどうを20日間マセラシオンし、その後リモンタージュします。
25℃以下でのアルコール発酵とマロラクティック発酵の後、フレンチオークの樽で約3年熟成させます。
冷暗所で適切に保管すれば、10年以上瓶内で成長するポテンシャルを持つワインです。
赤身肉、ジビエ、熟成したチーズと一緒に。
(輸入元資料より引用)
②キアンティ・クラッシコ 2014 / サンジュースト・ア・レンテンナーノ
イタリアワインの熱狂的なファンにとって間違いなく最高峰の一つ、サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ。
1992年から現在に至るまでアナ、ルチア、エリザベッタ、フランチェスコ、アレッサンドロとルーカの兄弟が農園の運営にあたっており、所有する160haの敷地の内31haはブドウ畑だが、残りはオリーブ畑、森、農地や牧草地として残している。
ブドウ畑は全てビオロジック栽培で管理されていて、生産ワインのほとんどを占めるサンジョヴェーゼ、キュヴェ・リコルマ用のメルロー、そして、甘口のヴィン・サン・ジュースト用のマルヴァジーアと少量のトレッビアーノと、ブレンド用にカナイオーロを栽培している。
醸造と熟成には一部フレンチオークもつかわれ、ミネラル成分を豊富に含んだ土壌由来の骨格がしっかりとしているが、味わいは極めて端正に仕上がっている。
ガイオーレ イン キャンティのトップにあげられる「サン ジュスト ア レンテンナーノ」のキャンティクラシコ。
ベーシックラインながらその品質の高さには感嘆しか出てきません。
華やかなスミレやベリー、プラムやフレッシュチェリーのような香りが広がり、滑り落ちるような口当たりはまさにシルキー。
しっかりと凝縮感のある果実味に、1本ピッと筋の通った綺麗な酸が感じられます。
Chianti Classico / Fattolia Petroip
Chianti Classico / Sangiust a Rentennano
La Selvanella Chianti Classico Riserva / Melini