15%ノチェッラと 10%ネロ・ダーヴォラを加えることでファーロらしさを最大限に表現している
シチリア北東部のメッシーナより更に北、ファーロ生 産エリアの最北、
海まで 300m のコントラーダ「ピアノ・ ロッカ」に位置する「エンツァ・ラ・ファウチ」。
彼らはシチリア最古の DOC ながら衰退しているファーロを次世代に残す為に最良の区画を開墾しました。
ノチェッラはファーロにしかないブドウ品種。果皮が薄い為、カビや病気に弱いので生産量が安定しない。
しかし、果皮に含まれる香成分が多く、酸とミネラルが豊富なのでワインに上品さを与える。
手収穫後、100%除梗するが、果実は潰さずに36時間置いておき、自然酵母が十分に繁殖した時点で足で葡萄を踏んで発酵開始。
20日間のマセラシオン及び発酵後、古バリックに移して24ヶ月間熟成させたリゼルヴァのような位置づけ。
色調はガーネットがかったルビーレッド。香りはプラム、スパイスのブーケが広がる。
骨格がしっかりとした味わいでタンニンが強く、余韻の長さの中に旨味を感じる。
(輸入元資料より一部引用)
Faro “Obli” / Enza La Fauci