グリッロは元々マルサラ用の葡萄でしたが、近年広く知られるようになり、現在ではシチリアを代表する白ワイン品種となりました。
主に共同組合のメンバー(ファンティーニ グループが選んだ優良区画)の葡萄を使用、併せて自家畑のものも使っています。柔らかくプレスした後、香りを引き出すために低温で発酵させます。
ステンレスタンクで3~4ヶ月熟成させます。
麦わら色、さわやかな花の香りと一緒に、エキゾチックな果実の香りが感じられます。
フレッシュでありながらとろりとした厚みがあり、後味には心地よいほろ苦さを感じます。
【生産者紹介】ヴィニエーティ・ザブ(ファルネーゼ)
ファルネーゼがシチリアで手掛けるワイナリー
シチリアの恵まれた気候を生かした、幅広いラインナップかつ高品質なワイン
「土着品種と国際品種」
ザブでは、土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培しています。
「葡萄の買取り」
買取り葡萄は地元のパートナー契約する共同組合のメンバーの畑から、ファルネーゼが独自に契約した区画のものだけを使用しています。
葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、アブルッツォでファルネーゼが行っているのと同様に、区画に対して支払います。
収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。
契約した農家は、ザブの成長を自らの誇りととらえています。
「充実の醸造設備」
「ザブの名前」
grillo / zabu