ぶどうをやさしく圧搾後、ステンレスタンクにてマセレーションを行う。
又、アルコール発酵に関しては、26℃を超え ないように温度管理。その後バリックで12月末まで熟成。2ヵ月間の瓶内熟成後に出荷。
ルビー色。サクランボ、ブラックチェリー等、熟した果実、チョコレートのような香り。
やわらかい口当たりで、おだやかで丸みを帯びた酸味と品のいい渋み。
カカオっぽい味わいと果実味があり余韻も豊かで旨みもふくよか。
飲む毎に感じる、ほんのりと残るタバコの葉のような甘い香り。
軽やかで明るい印象だが厚みと深み、複雑さがある。
【生産者紹介】ラ・ラストラ
ラ・ラストラ社は、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ協会の元副会長でもあるオーナーのナディア・ベッティ女史がワイナリー全体を管理し、トレントの醸造学校でともに学んだ夫のレナートが栽培と醸造に専念している。
1994年に南東部サンタ・ルチア地区に設立したワイナリー。
所有する6haの畑のうち、3haがヴェルナッチャ、残りはサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カナイオーロを植え、キャンティ・コッリ・セネージDOCGとトスカーナIGTを造っている。
南、東、西向きのなだからな斜面の3区間に分かれ、醸造は区画ごとに行われる。 1ha当たり3000本の植栽密度で、グリーン・ハーヴェストにより、収穫量は1haあたり6000キロである。
最初のヴィンテージにおいて、すぐさま数々のワイン・ガイドにその名を連ねる快挙を果し、2年目ではヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ・リセルヴァ’95 が、当時のトスカーナ白ワイン業界でそう簡単ではなかった“ 2ビッキエ―リ”を悠々と獲得しており、今後大きな飛躍が望めるワイナリーである。
(輸入元資料より引用)
chianti colli senesi / monaca