カーザ・セタロ社はカンパニア州ヴェスヴィオ火山南麓にあるトレ・カーゼ市に位置。
ヴィンチェンツォ・セタロ氏によって設立され、ヴィンチェンツォ氏から息子のマッシモ氏に伝わった豊富なブドウ栽培の知識を、継承することに専念し、ヴェスヴィオ山の麓で、ブドウ栽培の文化を守っている。
現在は、アリアニコ種、ファランギーナ種、ピエディロッソ種の醸造方法を見直し、絶滅に瀕していたカプレットネ種も使ってラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスヴィオ DOCの新しいスタイルを生産。
環境に配慮し、品質向上を目的とし、最新の技術を用いたヴェスヴィオ山の伝統的な慣行に従ったワイン製造。
また、カーザ・セタロ社では農薬や化学肥料を使わず、ブドウの有機栽培が行われている。
有機栽培にすると健康で完璧に熟したブドウを得ることができ、環境への影響をゼロにすることができると考える。
生物多様性のおかげで時間とともに品質を向上させ、高品質なワインを作りたいという目標を叶えることが出来た。
ヴェスヴィオ国立公園内においてもそれぞれ独自の気候があるため、ブドウ品質を向上させ独自のワインを製造することが可能。
カーザ・セタロ社は土着品種の保護と品質向上にも力入れている。
主に使われている栽培方法は「ピエーデ・フランコ」です。
総面積は12ヘクタールで海抜は200~350m。土壌は火山岩質。
ブドウ畑を耕すころからのカーザ・セタロの思いは、ヴェスヴィオ山の土着ブドウ品種の特徴を取り戻し、そのブドウのアイデンティティを最大限生かした味わいを実現すること。
カンティーナは家族で暮らす家と繋がっていて、地下1階のカンティーナでは、ヴェスヴィオ火山の最後の噴火(1944年)の後の火山岩によって出来ている。
そのため火山岩によって保たれる部屋の温度と湿度によりさらにワイン製造に恵まれた場所となっている。
手作業で収穫後、ステンレスタンクにて20日間程アルコール発酵を行い、そのまま6ヶ月程熟成。2ヶ月瓶内熟成後出荷。
麦わら色。華やかで白い花のブーケ、グレープフルーツなどのなどの果実の瑞々しい香りや 程よい酸味と果実味。 フレッシュ&フルーティーな辛口。
(輸入元資料より引用)
campanelle falanghina campania / casa setaro