イタリア・ロンバルディア州のフランチャコルタで造られる発泡性ワインだけがその名を名乗ることができる高品質スプマンテ、「フランチャコルタ」。
シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるフランチャコルタですが、その醸造規定はシャンパーニュよりも厳しく、今では世界に誇る上質なスパークリングワインの産地として名を馳せています。
コンタディ カスタルディは、そんなフランチャコルタの中でも最上の造り手と称されるベラヴィスタのオーナーが、フランチャコルタをよりカジュアルに楽しんでほしいという想いで1991年に設立されました。
所有する19haの自社畑で造られるブドウの他、フランチャコルタの19の村に点在する110haの契約農家から高品質のブドウを購入し、畑は海抜200m~540m、地域内の6つすべての地質分類単位にまたがるなど、畑の性質は多岐に及びます。すべての畑において有機栽培に向けて取り組んでいます。
80種類もの異なるそれぞれの区画が持つ個性を活かすため、ステンレスと樽を使い分けて区画ごとにブドウを発酵させ、何と80種類以上のベースワインから造られます。
精緻で洗練された巧みなブレンドと、フランチャコルタの通常の規定である18ヶ月よりも長い26ヶ月以上の瓶内熟成を経て、躍動感がありながらも上品で深みのある味わいとなります。
醸造には「ベッラヴィスタ」でのキャリアを持つ経験豊かなジャン ルーカ ウッチェッリが2005年から担当し飛躍的に品質が向上しました。コンタディ カスタルディは、現在ではイタリア国内外のミシュラン三つ星レストランや五つ星ホテルでサーブされるほか、2016年1月現在ミラノにある高級ブランドホテル、「ブルガリホテル」でもオンリストされていて、特筆すべき素晴らしい品質があります。
土壌の多様性と独自性を最大限に活かすための確かな技術、細部にまでわたる徹底した管理、一切の妥協を許さない信念を持つ秀逸な造り手です。