ルビーからガーネット色。
バラやスミレなどのフローラルなノートのリッチでフルーティでエレガントな香り。
酸とタンニンのバランスが良く、しっかりした骨格の芳醇な味わいでフレッシュで甘い余韻。
グリルやロースト料理、パスタ、鶏肉、熟成チーズと。
(輸入元資料より引用)
【生産者紹介】アルベルト・バラリン
アルベルト・ヴィベルティは、カッシーナ・バラリンのオーナーファミリーとして、幼少期からワイナリーの仕事を手伝いながら育ちました。
ソムリエ資格を取得後、オーストラリア(Torbreck)と南アフリカ(Arcangeli Wines)のワイナリーで経験を積み、現在はカッシーナ・バラリンの一員としてワイン造りを行っています。
以前から、自身のラベルのワインを造りたいという夢を持っていたアルベルトは海外での修行を終え、ピエモンテに戻ってきた2016年に本格的にプロジェクトをスタートします。
母方の祖父がかつて植樹し栽培をしていた、ロエロ ソンマリーヴァ・ペルノのブドウ畑に着目し、この土地を活用することを決めました。標高280〜290mの砂質で比較的若い約1haの畑では、バルベーラとネッビオーロが育てられています。(樹齢:ネッビオーロ15〜20年、バルベーラ35〜45年)まずは2017年にバルベーラ、続いて2018年にネッビオーロをリリース。
醸造は現在はカッシーナ・バラリン内で行っていますが、2021年にはバラリンに隣接したプライベートの小さなワイナリーを建設予定です。
オーストラリアと南アフリカでの経験は、自身のワイン造りにも活かされており、そのひとつがネッビオーロの発酵過程において実践されています。
土壌の性質から、より果実味のあるネッビオーロになるということを見い出し、その特徴を最大限に表現すべく「モダン」な発酵方法を採用しています。(1日4〜5回のポンプオーバーを行い、発酵が完了する直前に澱引きと澱抜きを実施。*バラリンではポンプオーバーはより少なく、発酵とマセレーションを長めに行っています。)
まずはバルベーラとネッビオーロの2種類のワイン造りに注力をしながら、いずれは3つ目のワイン、そして自身のバローロも造ることが現在の目標です。
土地とブドウに真摯に向き合いながら、実着で丁寧な仕事を続ける、父親と伯父のDNAを着実に受け継ぎながら、柔軟な姿勢で新たな風を吹き込む、今後更に注目が集まる若きワインメーカーです。
Langhe Nebbiolo / Alberto Ballarin
ランゲ ネッビオーロ