ランゲ ビアンコ ネ
手作業で収穫されたブドウは、圧搾されるまで最上の状態で保管できるよう、穴をあけられた小箱に入れられます。
やわらかい圧搾によって得られたモストは、4℃下で重力を用いた方法で清澄されます。
得られたきれいなマストは、およそ17℃に保たれながら発酵が進みます。
マロラクティック発酵はコントロールされ、一部でのみ起こります。
ワインの安定の後、短期間休ませてから、ビン詰めと出荷が行われます。
【生産者紹介】プンセット
1987年、バルバレスコで最初にビオロジック認証を得たワイナリー。
初の自社瓶詰めは1964年。現在のオーナーであるマリーナ・マルカリーノは頭脳明晰で、ランゲ地方の女性・栽培醸造責任者の先駆の一人でもある。
バルバレスコ以外にも鮮明でクリスピーな酸を持つランゲ・アルネイス、ふくよかな丸みと明るく伸びやかな果実味が印象的なバルベーラ・ダルバも、長いビオロジックの歴史が育んだ土壌の健全さをしみじみと感じさせる味わい。
さらに、エントリー・ラインとなるランゲ・ビアンコDOC ネ?( Ne?)も見逃せない出来映え。
シャルドネ80%、アルネイス、コルテーゼなどの土着品種20%で、リンゴと白い花のニュアンスがあり、食中以外にアペリティーヴォにも好適。
この“ Ne?”という名前はピエモンテ方言で、肯定的な断定や、その内容を強調する意味を持つ。同ワイナリーはビオロジック・ワインの啓蒙組織である「イタリアン・オーガニック・ワイン・ルート」にも所属する。
Langhe Bianco Ne? / Punset