約2haの好条件の畑で9月上旬に手摘みされ、選定された実を使用。
破砕でモストを取り出しオーク材の桶で6ヶ月かけて発酵。
3月中旬に一度フレンチオークのバリックと2500Lの樽に移し(半量づつ)、地下の適度な湿気と安定した気温の中で24ヶ月熟成させます。
「温度や湿度の管理は今は様々な方法で管理できるけど、このワインに理想の環境がドルゴというワインの誇り」とエレナは言い切ります。
ボトリングもこの環境下で行われます。
香りからして凝縮感のある内容ながら、樽の強さは程々。
密度のある果実味はスグリやアメリカンチェリーの様な熟れた赤い実の凝縮感に溢れ、ドライイチジクや香辛料のインパクトを醸し出しながら、モザイク状に絡まった印象。
時間と共に野草とハーブの香りが現れ、果実味と良く合わさったバランスを生み出しています。
タンニンは感じるものの、浮いた感じはなく、全体とのまとまりを保っています。(生産本数¥5,000本)
凝縮した赤い実とペッパーの様な、ややスパイス感のある果実味。
豊かな酸味と樽から来るエッジの立ったアクセントも印象的。
現時点で少し樽の強さを感じるが、時間と共に果実味とのマッチングが期待できる予感充分な内容。
タンニンはスタンダードのキャンティより強く、パワーと凝縮した味わいを楽しめます。
スペアリブのグリル、ロースかつと一緒に。
Chianti Classico Riserva Drugo / Santo Stefano