イル・モルテッリートはノートで農業をしていた一族の畑を当主ダリオが買取り、自然農法で再生。
ボトリングを始めました。
当初から葡萄の質の高さは有名で、フランク・コーネリッセンのススカールのモスカートはダリオが供給しているんです。
新ヴィンテージ2021は2020よりもワインとしてのバランスに優れ、いきなり開いている感じ。
後から彼等独特の塩っぽさが追いかけてきます。
海から2kmの畑の地下には海水が通っており、海のミネラルを感じさせる軽やかなスタイルは独特の世界を持っています。
ロッソ・トゥットゥはノートの伝統的ワインの復活。
昔ながらの混植畑でネロダーヴォラ主体に白品種のグリッロ、ペリコーネ、インツォリアが植えられています。白品種比率は約20%!
これを一緒に収穫して8日間マセラシオンというワイン。
ネロダーヴォラの鮮やかな色調は赤ワインですが、感覚的には半分白ワイン。
少し冷やしめで飲むと幸せ!
rosso / il mortellito