ファン垂涎!ルーチェの4分の1しか生産されない希少なキュヴェ。
こちらのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、ルーチェと同じモンタルチーノ地区のカステル・ジョコンドの畑から採れるサンジョベーゼを100%使用したワイン。
国内外でセンセーションを巻き起こし、名を広めたルーチェがモンタルチーノの地で造られていることを世に知らしめるため、2003年ヴィンテージから生産され始めました。
醸造においては、ブドウを収穫・破砕後、約30℃に温度管理されたステンレスタンクにて12日間発酵および4週間のマセラシオンを実施。
発酵後は新樽比率90%、1年使用済樽10%のフレンチオークの小樽、そしてスラヴォニアンオークの大樽を用い24ヵ月間熟成。
瓶詰めを行った後、瓶内熟成を経て、ようやくリリースされます。
造られるワインは、果実味とオーク樽のニュアンスが複雑に折り重なり、力強さと柔軟性を兼ね備えたスタイルに仕上がります。
また、生産量はルーチェの約4分の1と言われており、日本への輸入はごく僅かという大変稀少価値の高いワインです。
味わい
鮮やかなルビーの色調。熟した黒系果実やブランデーに漬けたチェリーのような甘やかなアロマに、スミレやシガー、黒トリュフ、紅茶などのニュアンスを含んだ、芳醇な香りに魅了されます。
力強さと柔軟性を持ち合わせる果実味に、しっかりとしたタンニンが綺麗に溶け込み、緻密なストラクチャーを形成。
ブラックベリーを思わせる濃密な風味とタバコやバニラなどの複雑味が漂う、上品な余韻が長く続きます。
若いうちから開けても愉しむことができますが、熟成をさせることで更なる真価を発揮する1本です。
生産者について
テヌータ・ルーチェ
ルーチェは1995年、イタリア人のマルケージ・フレスコバルディとアメリカ人のロバート・モンダヴィの2つの家族によって共同で立ち上げられました。
ロバート・モンダヴィ氏と言えば、ルーチェの前にカリフォルニアでオーパス・ワンを大成功させた、アメリカ最大のワイナリーを所有する天才醸造家。
フレスコバルディ家は総耕作地1000haを抱え、オルネライアなど9軒のワイナリーを所有しているトスカーナの名門です。
この2つの家族がタッグを組むことによって、ジョイントベンチャー「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」が誕生しました。
ルーチェが他のスーパータスカンと異なる点は、ボルドーブレンドのカベルネ・ソーヴィニヨン主体の造りではなく、あくまでイタリアの土着品種サンジョヴェーゼを多用し、イタリアらしさを残そうとした点です。
(輸入元資料より引用)
Brunello di Montalcino / Tenuta Luce