フィアーノ ディ アヴェッリーノは、アピアヌムという区画で海抜500-530mにある南東向きの石灰質土壌で育てられたフィアーノ種を使用。。
樹齢は8-12年。収穫は手摘みで行う。温度管理された発酵させ、スチールタンクで12ヶ月間熟成。その後、2ヶ月の瓶熟成を行う。
果実味とミネラルと酸の調和のとれた、エレガントな個性が魅力的です。
【生産者紹介】サルヴァトーレ・モレッティエーリ
敬意と共に「南のバローロ」と称賛される、カンパーニャ州DOCGの帝王格、タウラージの生産者。
ナポリから東に約50kmの内陸で、人を拒絶するかのような急峻な山岳地帯、アヴェリーノ県に広がるタウラージDOCG。
その中でも歴史的に最上と畏敬される2つの区画のうちの一つ、モンテマラーノの土壌が育むアリアニコが生産の中心。
火山性土壌と、石灰質土壌の混在する地域で、区画やブドウの樹齢の違いによる、根の張り方によって、ワインの性格は大きく変わる。
サルヴァトーレ・モレッティエーリがこの地を取得したのは1983年。
生産する赤ワインは全て同区画(チンクエ・クエルチェ)のアリアニコ100%だが、樹齢の差によりタウラージ・リセルヴァからIGTイルピーニャ・アリアニコまでを区分する。
タウラージは、イタリア南部随一の高貴品種アリアニコの傑作であるが、高い酸と多量のフェノール類、エキス分を持ち、リリース直後は近寄りがたいほどの厳格さを持つ。
しかし10年近くの熟成により、バラのドライフラワーなど、華麗で官能的なアロマと、深遠かつ長大な余韻という、古典的アリアニコの偉大な特性を見事に表現する。
Fiano di avellino / Salvatore Molettieri