私の心のベスト白ワイン不動の1位!!
初恋ってなかなか忘れられないものですね♡
カリチェで働き始めてかれこれ4年が過ぎようとしていますが、
私の推し白ワイン一位といえばリグーリア州のカンティーナルナエの
エチケッタグリージャです。
こちらのワイナリーではヴェルメンティーノを主軸に据えた
ワイン造りをしており、今回ヴェルメンティーノだけで7種類もの
ワインを飲む機会に恵まれました♡
ヴェルメンティーノあれこれ
今回は輸入元さまの勉強会が弊社で行われましたので、
新ヴィンテージを試飲する機会を頂きました!
ワクワク♪
まずは泡から。メトドクラシコのミレジマート。18年ヴィンテージです。
キレがあってミネラリーでとってもエレガントです。今回初めて
頂きましたがフランチャコルタにも引けをとりません!
続いては22年ヴィンテージのエチケッタグリージャ。(私の本命(笑))
いや~やっぱり素晴らしい!!アロマティックでとても優しい!
男性スタッフは「ポカリスエットみたいな」と形容していましたが
飲みやすさが親しみやすさなんです!実は去年飲んだ21年ヴィンテージ
がもう少しあっさりした印象になっていたので、少し心配していたのですが
やはりこの子の実力は私が思っていた通りでした~!!
推しへの思いが強すぎるので一呼吸置いて次のワインへ。
次は黒いラベルのエチケッタネーラです。これは18年ヴィンテージ。
グリージャよりも濃い味わいですね。ハーブの香りが特徴的です。
続いては単一畑のカヴァジーノ。一部樽熟成しており、凝縮感があります。
毎年松茸に合わせてこのワインを採用するリストランテもあるそうです。
写真が無いのですが、もう一種類はヌメロキウーゾというワイン。
こちらは「限定数」という意味だそうで、その名の通り限られた本数
しか造られていないものです。長期熟成にも耐えうるワインとして
つくられており、開けたては少々硬い印象でした。私には
シナモンのような香りが感じられました!
今まで全てヴェルメンティーノのみのワインでしたが、白いラベルの
ラビアンカはヴェルメンティーノとマルヴァジアのブレンド
です。マルヴァジアからの甘やかな香りが感じられます。
息子の代に替わってエレガント路線に
ルナエのホームページを見るとそのめくるめく世界に圧倒されます。
とても近代的なカンティーナ。そこでこんなワインが造られるのか、、、納得。
という感じですが、輸入元さんに伺うと息子さんに代替わりしてからこういった
路線になったそうですが、以前はもっと農民が造る素朴なワイナリーという感じ
だったそう。古い時代の良さは残しつつ移り行く時代に合わせてワインも変わって
行くのでしょうね。
息子さんがエチケッタをデザインしたというオレンジワインはその名を
「パードレフィリオ」(父と息子)と言います。
こちらもヴェルメンティーノ100%のワインですが、白ワインとはまた違い
皮からのタンニンがしっかりと感じられ、キンモクセイの香りもまとった飲み応えのある一本でした。
神々のパッシート
最後にヴェルメンティーノの甘口ワインです。
この「ネクター」という名前は神話にでてくる飲み物からとった名前だそうです。
蜜のように甘く、お食事を甘美な記憶と共に締めくくる、そんな一本ですね。
私のルナエ愛感じて頂けましたでしょうか(笑)
機会がありましたら是非是非飲んでみて頂きたいです!