サルデーニャ島の薄焼きパン「パーネカラザウ」Pane carasau

ぼんじょるの~。
店長の森です!

今日は「パーネカラザウ」Pane carasauをご紹介!
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パーネカラザウとは地中海に浮かぶイタリアの大きな島「サルデーニャ島」の伝統的な薄焼きパン。
非常に古い歴史も持っており、羊飼いの保存食として重宝されていたようです。

そのまま食べると「パリッパリッ」と心地よい音と軽やかな食感が楽しめます。
その音の良さからカルタ・ダ・ムジカ carta da musica、楽譜パンとも呼ばれているそうです。
いちいちオシャンティなところは流石イタリアーノですよねぇ。

オリーブオイルをかけてオーブンやフライパンで焼いても、美味しいです。(湿気っちゃっててもこれですぐにパリッと)
(ちなみにトースターにかけたら燃えましたので注意!!マジビビりました。。)

さて、このようにそのまま食べても美味しいパーネカラザウですが、ちゃんとした郷土料理もあります。
今回はそのうちの「パーネフラッタウ」作りにチャレンジしてみました。

本当の作り方は
・カラザウを水・ダシ・ワインなどでふやかす。
・ふやかしたカラザウとトマトソースをラザニアのように重ねていく。(3層くらい)
・ポーチドエッグを乗せて、ペコリーノチーズとオイルをかけて完成!

という感じなのですが、ちょっとおつまみ向けにアレンジしてますので、その辺は適当に流してください🍷

まずパーネカラザウをふやかします。
生ハムから取ったダシがあったのでそれを利用しました。
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めんどくさがりなので一気に投入したんですが、あとからちゃんとレシピ確認したら「1枚ずつふやかす」みたいですね。
まあまあ、適当で。

同時進行でトマトソース作り。
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にんにく、スライスした玉ねぎを炒めてトマト缶とローリエをぶち込んで20分ほど煮詰めれば完成。

で、ふやかしたカラザウを適当に皿に並べ、トマトソースをたっぷりかけました。
そこに作り置いてたキノコのバルサミコ炒めと、卵をドバっとかけます。

きっとすでに「パーネフラッタウ」ではない。
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渋谷のサルデーニャ料理専門店「タロス」さんではこんな感じにしてオーブンで焼き上げるってんで、それをパクったんです。

さ、オーブンで約20分くらい焼き上げました。

胡椒とオイル、ペコリーノチーズをかけて完成!!
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明らかに卵に火が通りすぎてカッチカチの黄身でした。

味はなかなか面白く、自分で作ったことのない味でした。
多分生ハムコンソメ作った時に色々ハーブを入れたのですが、その影響がカラザウに思いっきり出てた感じです。

全体的に悪くなかったけどバルサミコキノコは要らなかったかな~。
ま、家庭料理のご愛敬ということで!

今度はちゃんと伝統レシピで作ってみようかな。
色々アレンジききそうですので、また何かチャレンジしてみたいと思います。

パーネカラザウ。
ぜひ皆様も食べてみてくださいね!

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