「酸」って大事?

ぼんじょーるの!
店長のちゃんもりです。

私たちは仕事柄、ワインの味わいについてお客様からリクエストを聞くことが多いのですが、皆さまはワインを選ぶときにどんなことを意識しますか?

「香りが良いワインがいい」、「渋みがあって重たいワインがいい」など、その反応は様々です。
中には「美味しいワインください」という方もいらっしゃいます(笑)

そのリクエストを聞きながら、じゃあこんな味わいはいかがでしょう?とやり取りをするときに一番「受け入れられにくいワード」があります。

それが「酸味」です。

「酸味が強いワイン下さい」というリクエストを聞いたことがないのはもちろん、「酸味はどうでしょうか?」と聞くと8割以上のお客様が「酸味は無い方がいいです」と答えます。

もしかしたら聞き方が悪いのかもしれませんが、酸味というと「酸っぱい」に直結してしまう方が多いようです。

確かに酸っぱいワインは誰も欲しくないですよね。

ただ、ワインの味わいにおいて酸味は非常に重要な要素なんです。

ワインの味を構成しているものは・・・果実味(甘み)、タンニン(渋み)、そして酸味です。
このバランスを保っているのが良いワインとも言えます。(もちろん好みもありますが)

酸味が少ないワインはどうなってしまうのかというと、極論を言えば大抵のワインは「締まりのないダレた」味わいになりがちです。

もちろん果実味が主体で、ボリューム感が前面に押し出された味わいが魅力なワインも沢山あります。
イタリアには少ないですが、例えばカリフォルニアのナパワインとか、オーストラリアのヴァロッサ・バレーなどで造られるシラーズなどは、プルーンやジャムのような濃密な果実味を楽しむタイプが多いと思います。

それはそれ。
私もそういうワインが嫌いではないのですが、実際に飲むとなると「一杯で十分」ということになりがち。
ちょっと口当たりが重すぎちゃうんです。

そこでイタリアに多い「酸味が高めで軽やかなワイン」は、スルスルっと一本あっという間に飲めてしまったりします。
ただ、やはり単体ですとちょっと物足りないのでおつまみや食事必須なのも特徴です(笑)

慣れてくると恐ろしいもので、酸っぱいワインじゃないと気が済まなくなってきたりします。
(最近表立って店頭にはおりませんが、元店長のN濱は酸っぱいワインラヴァ―!彼が自分の好みだけで美味しいというワインは大抵酸っぱいです(笑))
man5 suppai

まあそれは極論にしても、酸味というのは慣れると非常に味わいに立体感をもたらしてくれるので、皆さまぜひ「酸の高い」ワインも試してみてくださいね!

酸が高めといえば、今一押しの微発泡白ワイン「バッビオ」が、いい感じの酸があります!

レモンのような爽やかさがスルスル杯を進めちゃいますよ!

バッビオ

ちなみに先ほども、早速ハマった常連様が10本まとめて買っていかれました!

来週水曜(19日)の19時からはYoutubeライブ!で、バッビオを飲みながらダラダラ語っちゃいますので、ぜひ観てやってくださいね。
一緒に乾杯しましょう~!

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ではでは!

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