イルカーリチェでも人気のある白ワイン「ソアーヴェクラシコ」。生産者によって大きな当たり外れがない安定した味わいもの魅力のひとつです。しかし生産者協同組合(コンソルツィオConsorzio)の加盟ワイナリーは96社もあり、どのような基準で選ぶべきでしょうか。
ここではソアーヴェクラシコを3つのポイントで解説し、最後にオススメソアーヴェクラシコ6選をご紹介します。
ポイント1:丘陵地帯で作られる「ソアーヴェクラシコ」を選ぶべき
ソアーヴェの世界的な人気から生産エリアが拡大し、平野部で作られている「ソアーヴェ」と伝統的に丘陵地帯で作られている「ソアーヴェクラシコ」があります。
豊かな果実味と生き生きした酸が感じられるほとんどはクラシコです。またスーパーやネットショップで手に入る1,500円くらいまでのソアーヴェはほぼ間違いなくクラシコでない「ソアーヴェ」でしょう。
火山性土壌の特徴でもある火打ち石のような香り。ソアーヴェクラシコ特有のミネラル感を与えてくれます。これもまた、クラシコでなくては感じられません。
「ソアーヴェ」のシンプルな味わいとプライスはそれはそれで魅力的ですが、まずは「ソアーヴェクラシコ」を選ぶことをおすすめします。
ポイント2:価格帯は2,000円〜6,000円
1つのワイナリーでもさまざまなソアーヴェクラシコを作っています。
(例)Youtubeライブで紹介したワイナリー「レ・バッティステッレ」の3つのソアーヴェクラシコの違い
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モンテセイ
色々な畑のブレンドで比較的若い樹齢のブドウを使用。レモンやシトラス系の柑橘の香り。
バッティステッレ
単一畑「バッティステッレ」のブドウのみ使用。よく硬質で凝縮感が強い。アプリコットや洋ナシを思わせる果実味。
ロッコロデルドゥルロ
樹齢100年超えの木もある単一畑「ロッコロデルドゥルロ」のブドウのみ使用。収穫時期も最も遅く、シュールリーも長い。ライチ、より熟したアプリコットの味わい。
結論としてはソアーヴェクラシコは価格と比例してより味わいがより凝縮し、長期熟成に耐えるポテンシャルを備えていきます。しかし休日の昼下がりに軽く白ワインでも一杯。というシュチュエーションでは上級のソアーヴェクラシコである必要はありません。
ポイント3:合わせる料理
現地で食べられているリゾットなどのイタリア料理も魅力的ですが、ソアーヴェクラシコは飲み手を試すような難しいワインではありません。
いつもの家庭料理を少しアレンジしてはいかがでしょうか?「白身魚のお刺身」いつもの醤油ではなく塩、オリーブオイル、レモンで「カルパッチョ」仕立てに「鶏肉のソテー」白ワインには魚を合わせるのが一般的ですが、ソアーヴェクラシコのミネラル感は白身のお肉との相性もバッチリです。唐揚げなんかも醤油ではなく塩麹で工夫するのもおすすめです。
ワインの色のイメージは白〜黄緑です。したがって料理の色も揃えるととワインの相性がグッと良くなります。
イルカーリチェ厳選銘柄6本
1:ソアーヴェクラシコ ”モンテセイ”
レ・バッティステッレ
2:ソアーヴェクラシコ
ピエロパン
フードライナー
3:ソアーヴェクラシコ
ジーニ
テラヴェール
4:ソアーヴェクラシコ
スアヴィア
アルカン
5:ソアーヴェクラシコ
イナマ
パシフィック洋行
6:ソアーヴェクラシコ “モンテフィオレンティーネ”
カ・ルガーテ
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