イタリア伝統銘菓「パネットーネ」とは?
パネットーネ(Panettone)はイタリアはミラノの伝統的な銘菓で、ドライフルーツがたっぷりと練りこまれてふっくらと焼き上げられたブリオッシュのような焼き菓子です。
イタリアのクリスマス手土産などで大定番のパネットーネは、12月になるとお店や各家庭の棚にも数多く登場します。
パネットーネ派?パンドーロ派?
パネットーネと並び、同じくクリスマス定番の有名な焼き菓子がパンドーロ(Pandoro)です。
パネットーネがミラノ発祥なのに対し、パンドーロはヴェネト州ヴェローナが発祥。
どちらにも共通するのはパネットーネ菌と呼ばれる自然酵母を使って発酵させる事なのですが、ドライフルーツなどがたっぷりと練りこまれているパネットーネとは違い、パンドーロは卵と砂糖、カカオバターをたっぷりと使ったカステラのような焼き菓子です。
シンプルで甘~く焼き上げられており、ふっくらとしつつも口の中でとろけるようなしっとりさがクセになります。
パネットーネとは形も異なり、円錐型で星形になっているのが一般的。
大きさもパネットーネよりも大きくベースサイズは1kg、と慣れない人にはかなり巨大に思えますが、困ったことにパクパクと食べれてしまうのが不思議です。
フルーツや生クリームをたっぷり挟んだりしても美味しいのですが、ぶっちゃけ備え付けの粉糖をまぶして食べるだけで充分美味しいです!
イタリアでもパネットーネ派かパンドーロ派か、など派閥のようなものがあるようですが、当店に買いに来るイタリア人はパネットーネ派が断トツ多いです。
私も選べと言われると困ってしまうコウモリ野郎なんですが、毎日テーブルにどちらも並んでいて「好きな方を食べていいよ」と言われたらパンドーロを取ってしまうと思います。
まあここは好みでしょうね。
一度はどちらも食べてみる事をお勧めします!
パネットーネの名門「ロイゾン」
パネットーネも自宅で焼く方もいるようですが、最近では町のパン屋さんなどで購入する方が多い傾向のようです。
工業的な作り方をしている物から、まさに手作りといったものまで様々。
そんな中、カーリチェが毎年定番で仕入れているのは「ロイゾン社」(LOISON)のパネットーネ!
1938年に創業した老舗で、3代にわたりイタリアの伝統的なケーキなどのお菓子をを作り続けているメーカーです。
廉価なものや工業的な作りのパネットーネが増える中、伝統にこだわって厳選された素材と、長時間にわたる製作過程を大切に熟練の職人達が一つ一つ焼き上げています。
3代目となるダリオ氏
長い時間と厳選された素材で焼き上げられたパネットーネは、いまや世界中に輸出されていま
今年も無事到着!ロイゾン社のパネットーネ
とういことで、うちにも届きました!パネットーネ2021!
パネットーネにはいくつか種類があるのですが、カーリチェで人気なのは何だかんだ言っても定番のクラッシコ。
干しブドウを始めとした様々なドライフルーツがたっぷりと練りこまれた、定番のパネットーネです。
初めて食べる方はやはりこちらが良いですかね。
しかし私がおススメしたいのは、砂糖漬けのブラックチェリーがたっぷりと練りこまれた「アマレーナ」です!
チェリーを使ったお菓子やパンって、あまりピンとこない方が多いかもしれませんが、このアマレーナのパネットーネは激旨!
甘―いパネットーネの中に練りこまれた、甘酸っぱい酸のあるアマレーナが味を引き立ててくれて、これもバクバクと食べれてしまうんですよ(困ったことに。)
マジでイチ押しです。
ミニサイズのパネットーネもありますが、食べて欲しいのはやはり通常のサイズ。
パネットーネは500g、パンドーロは1kgと大きめに感じますが、これが本当に意外なほどあっという間に食べれてしまうんです(困ったことに。)
11月中のご購入は10%オフとなっておりますので、ぜひこの機会にお召し上がりください!
ちなみに賞味期限は半年くらいあります!
変なものが入っているのではなく、パネットーネ菌を長期間発酵させることでph値を下げ、微生物が発生しにくい環境を作っているとの事です。
開けて多少乾燥しても、レンチンで温めなおすとふっくらが戻りますよ!
ご購入はこちらから!
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専用の可愛いバッグもつきますので、ギフトにもおすすめです。
パネットーネ クラッシコ500g(パッケージは昨年の物です)
パネットーネ アマレーナ500g
パンドーロ 1kg
パネットーネ クラッシコ100g
パネットーネ チョコチップ100g
パネットーネ アマレーナ100g